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衛星放送のしくみ

有料放送衛星放送とは

衛星放送とは、通信衛星(CS)や放送衛星(BS)を用いた放送事業のこと。元々は難視聴対策として開始されたもの。

従来、使用する人工衛星により放送衛星(BS)を使用するBS放送と通信衛星(CS)を使用するCS放送に制度上も分かれていたが、2002年に放送開始された東経110度デジタルCS放送についてはアンテナ・受信機(チューナー)ともBSデジタル放送と共用可能なものがほとんどであることから2009年2月に総務省はBS放送と東経110度デジタルCS放送を制度上「特別衛星放送」として統合、普及政策を一本化した。また、それ以外の衛星放送を「一般衛星放送」と位置づけている。スカパーやwowowなどの有料放送も、衛星放送のひとつで、放送会社と契約しスクランブル解除を行う事で視聴することができる。

地デジやCATVでは、視聴する為の環境が整っていなったり、放送局やケーブルTV会社などに何かあった場合に番組を視聴できなくなる。
ところが、衛星放送では、衛星の電波さえ受信することが出来れば番組を視聴することが出来るので、放送局から遠く離れた山のなかでも衛星放送用の機器さえあれば、番組を見る事が出来る。

また衛星は、チャンネルを視聴するだけでなく、携帯やカーナビなどのGPS機能と連動して、一情報をリアルタイムに把握できるという役割も果たしている。その他、気象衛星ひまわりなどの天気予報に使われていたり、軍事衛星など国家レベルでも使われている。その為、現代の社会では衛星なしでは機能しないシステムも多く、これから先、ますます発展していくと予想できる分野である。

有料放送BS放送とは

BS放送の仕組み

放送衛星を利用した放送は一般的に「BS(Broadcasting Satellites)放送」と呼ばれています。

NHKがKuバンド(14/12GHz帯)放送衛星「ゆり2号a」を用いて本放送を開始。 当初は第2放送は地上波の再送信のみで衛星のNHK受信料は徴収していなかった。 以後、 日本の直接衛星放送はデジタル方式を含めもっぱらKuバンドを用いて行われている。

BS放送は、一般の家庭で視聴されることを目的とした放送で、BS放送には、1989年に本放送が開始されたBS(アナログ)放送と、2000年に本放送が開始されたBSデジタル放送とがある。

放送局からの電波を、赤道上空36,000kmの宇宙にある放送衛星を経由して受信する放送で、地上放送では映りにくい山に囲まれたところや離島などでもきれいな映像と音声を楽しむことができる。BS放送を見るには、丸いおわんのような形をした衛星放送専用のBSアンテナとチューナーが必要。

使用衛星:

  • BSAT-3a(東経110度):BSデジタル放送(BS-1,3,9,13,15,17ch※1)/BSアナログ放送(BS-5,11ch※1)
  • BSAT-2a(東経110度):BSアナログ放送(BS-7ch※1)/予備衛星
  • BSAT-2c(東経110度):予備衛星/本来はBSデジタル放送(BS-1,3,13,15ch※1)用だが2008年9月のトラブル以降予備衛星となっている。
  • BSAT-1b(東経110度):予備衛星
  • BSAT-1a(東経110度):予備衛星
  • BSAT-3b:2010年10月打ち上げ成功、今後静止軌道投入へ向かう予定。無事B-SATへ引き渡されれば、当面の間BSデジタル放送(BS-17ch※1)の予備衛星として運用し、2011年秋からBSデジタル放送(BS-1,3,13,15ch※1)で利用予定。
  • BSAT-3c:2011年春打ち上げ予定。2011年秋からBSデジタル放送(BS-5,7,9,11,17,19,21,23ch※1)で利用予定。

有料放送CS放送とは

CS放送の仕組み

通信衛星を利用した放送は一般的に「CS(Communication Satellites)放送」と呼ばれていまる。

通信事業を目的とした通信衛星は、1989年の放送法の改正により一般のご家庭でも利用可能となった。通信衛星は放送衛星に比べて電波の出力が小さいためBS放送用のアンテナより大きめアンテナが必要だが、現在はその小型化が進んでいます。

主に日本衛星通信(現スカパーJSAT)のJCSAT衛星を用いる「CSバーン」(CS BAAN)および宇宙通信の衛星を用いる「スカイポートTV」の2つのプラットフォームに別れ、両者で限定受信方式が異なっていた。1998年、スカイポートTVはディレクTVへ、CSバーンはパーフェクTV!(現・スカパー!)へ無償で移行された。

放送局からの電波を、宇宙にある通信衛星を経由して地上で受信する放送で、BS放送と似ているが、CS放送は受信希望者がCS放送の会社と契約を結び、スクランブル解除をして見る有料放送が中心になっており、こちらも専用のCSアンテナとCSチューナが必要となる。

使用衛星:

  • N-SAT-110※2(東経110度):スカパー!e2(CS1/CS2ネットワーク)、放送以外のサービス(通信サービスなど)
  • JCSAT-2A(東経154度):MUSIC BIRD、SPACE DiVA
  • JCSAT-3A(東経128度):スカパー!(パーフェクTV!サービス)、放送以外のサービス(通信サービスなど)
  • JCSAT-4A(東経124度):スカパー!(スカイサービス)、JC-HITS(CATV向けサービス)、放送以外のサービス(通信サービスなど)
  • JCSAT-RA:他のJCSATの予備衛星
  • SUPERBIRD-C2(東経144度):SOUND PLANET、i-HITS(CATV向けサービス)、AccessTV、その他の放送サービス、放送以外のサービス(通信サービスなど)
※2:SUPERBIRD-D/JCSAT-110の別称を持つ。

地デジ(地上放送)とは

地デジの仕組み

放送局からの電波は、テレビ塔を経由して、みなさんの家のアンテナまで届く。しかしテレビ塔から遠い地域や、山に囲まれていてテレビ塔からの電波を直接受信できないところでは、山の頂上に建っている中継放送所を経由して家庭まで届けられる。一般的なテレビ電波の受信方法のこと。

現在、1953年のアナログ方式の放送から、デジタル方式へと変わる為地デジ化が進んでいる。

地デジ化は、2003年12月1日11時より3大都市圏である東京、大阪及び名古屋のNHK3局、民放16社から放送が開始され2006年12月1日にはすべての県庁所在地を含む一部の地域で放送が開始された。

国の政策により現在放送されている地上アナログテレビジョン放送は2011年7月24日までに放送を終了し停波することになっているが、放送体制の未整備などにより受信が不可能な地域もまだ存在している。

地上デジタル放送を視聴する為には、地上デジタルチューナーが搭載されたTVに買い替えるか、従来のアナログ放送用TVに、デジタルチューナーを接続する必要がある。 その他に、モバイル端末専用のデジタル放送、「ワンセグ」というものがある。

地上デジタル放送はUHF帯で送信される為、地デジを視聴するには、UHFアンテナを設置する必要がある。 VHFアンテナしか設置されていない家では、地デジ対応TVを購入してもチャンネルを受信することができない。UHFアンテナの設置工事等が面倒な場合、室内用の地デジ専用のアンテナがオススメ。

アンテナの受信感度が低い場合、ブースターなどを使用することで受信レベルを上げる事ができる。

また、 2004年4月5日からBS/地上デジタルテレビ放送に1回だけコピー可能な「コピーワンス」というコピー制御信号が加えられ、デジタル放送番組のデジタル録画をするためにはCPRMなどのコピー制御に対応しているレコーダーと録画用メディアが必要となった。コピーワンスのデジタル放送をCPRM方式デジタル録画した場合、CPRM対応のプレーヤーやパソコンであれば再生できるがCPRM非対応のプレーヤーやパソコンでは再生できない。 これにより理ッピンぐなどの大量複製を防ぐことができるようになった。

有料放送ケーブルテレビとは

ケーブルテレビの仕組み

ケーブルテレビ(Cable television)とはケーブルを用いて行う有線放送の内、有線ラジオ放送以外のものである。広義には、これを中心として接続や電話(固定電話)なども含む複合的なサービスを指す。

同軸ケーブルや>光ケーブルなどを用いやインターネット接続、電話などのサービスを提供している。ケーブルテレビ信号の配信元や会社そのものが、無線による放送・配信の「放送局」と同様の意味で「ケーブルテレビ局」と呼ばれる。

ケーブルテレビ会社と家庭を専用のケーブルでつなぎ、ケーブルテレビ会社が衛星やテレビ塔から受信した電波、また独自に制作した番組をそのケーブルを通して直接家庭に届けている。そのため高いビルなどに電波をさえぎられることがない。
受信希望者がケーブルテレビ会社に加入することによりスクランブル解除し、みることのできる有料放送が中心。視聴する為には、専用のCATVチューナーが必要となる。

ほとんどの放送番組についてはコピーワンス制御が掛けられているため、録画は一回のみとなる。

地デジ難視聴地域とは

難視聴地域、地デジ難視対策衛星放送とは、地上アナログ放送が終了するまでに地上デジタル放送が送り届けられない地区にお住まいの方に、テレビ放送を視聴いただけるように、暫定的に衛星放送を利用して地上デジタル放送の番組をご覧いただくものです。

BS17とは

地上デジタル放送波が受信できない難視聴地域は必ず出るので、そうした難視聴地域のために、BSを使って首都圏の地上波放送を、B-CASカードでスクランブルをかけて送信する、というのが、BS17です。日本全国を地上波のみでデジタル放送の視聴域にすることは可能なのでしょうか?インターネットの高速回線や、BS、CS、ケーブルテレビを使えば簡単に全国放送できるのに、それをさせず、わざわざ狭い地域にしか届けられない地上波という劣った方法を強行しているのですから、無理があるのはあたりまえです。そこで総務省は、どうしても地デジを受信できない「難視聴地域」のために、BS17を使って、首都圏の地上波放送(NHK2局+民放5局)を同時送信させています。現在、首都圏の地上波7チャンネル分の放送は、BSの電波に乗って日本全国に降り注いでいます。しかし、ほとんどの国民はこれを受信することができませんし、放送されていることに気づいてもいません。わざわざB-CASカードによるスクランブル(暗号化)をかけて、解除するには複雑な手続き経て、「難視聴地域住民です」と認定されなければならないということになっているからです。この事業には、昨年度だけで約6億円の金が注ぎ込まれています。

  

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